2017年10月21日土曜日

(19) 報酬の受け取り方法 その2―手数料の比較&今週の仕事


Wi-FiのWPA2プロトコルに脆弱性が発見されました。

自宅でWindowsパソコン、Androidスマホ、Wi-Fiルーターを使っていますが、特にAndroidは(Googleが)対応に数週間かかるとのことです。


今週の仕事

週のはじめに翻訳会社B社(日英)の仕事を無事納品しました。それに関連した追加の仕事も引き受け、納品を終えました。さらに、先週の3倍以上の分量の仕事をいただきました。これから2週間あまりかかりきりになりそうです。


報酬の受取方法(翻訳会社I社の場合)

前回(10/7の投稿)は翻訳会社B社の報酬の受取方法を書きました。今回はクラウド翻訳会社I社の受取方法を書きます。

先日初めてクラウド翻訳会社I社から報酬を受け取りました。「Thanks for your hard work!」のコメント付きでした(追記:引き受けた仕事の量にかかわらず毎回このコメントのようです)。翻訳者がリクエストすると次の締め日(月2回あります)までの報酬を締め日の約1週間後に受け取ることができます。

I社の報酬支払いは、決済サービス会社を通じて行われます。
(米国籍の)クラウド翻訳会社I社→(国際)決済サービス会社→(日本籍の)住信SBIネット銀行の私の口座

なぜ直に銀行振込ではないのか?
比較的低額の取引では、(国際)決済サービス会社を通した取引に比べて手数料が割高になるようです。

・利用できる決済サービス会社
I社では決済サービス会社として、PayPalとPayoneerを利用できます。前者は比較的有名です。私も以前、外国に住んでいる人から商品を購入するのに利用したことがあります。一方、後者のPayoneerは名前すら聞いたことがありませんでした。調べてみると、米Amazonのマーケットプレイスで商品を売ったときに代金の受け取りに利用できるようです。

・手数料の比較
報酬は、まずI社から決済サービス会社にドルで送金されます。決済サービス会社が手数料を取った上で、円に替えて私の住信SBIネット銀行の口座に送金します。

私が利用している決済サービス会社はPayoneerですが、まずPayPalから見ていきます。PayPalの手数料は、ビジネス向けアカウントを利用し30万円以下の引出額で、報酬×3.6%+40円のようです(PayPal公式)。翻訳者の浅野ユカリさんのブログの10/16の投稿を参考にしました。一方Payoneerの手数料は3ドル+(報酬-3ドル)×2%です。

ここで報酬を1000ドル、為替レート(*1)を1ドル112円として具体的に計算してみます。手数料は、PayPal経由では4072円、Payoneer経由では2569円(*2)です。受取額は、PayPal経由では10万7928円、Payoneer経由では10万9431円(*2)になります。PayoneerのほうがPayPalより1500円程度お得になっています。
*1 一口に「為替レート」と言ってもPayPalとPayoneerで指している値は違うと思いますが、ここでは1ドル112円で同じだとして計算しました。私が報酬を受け取ったのは10/11ですが、Payoneerは1ドル約112.66円で計算していました。日銀のホームページによると売値と買値の中間値は、112.50~112.82円(10/10)、112.23~112.58円(10/11)でした。
*2 端数の処理の仕方がよくわからないので、Payoneer経由のときの手数料・受取額は1円ほど違っているかもれしれません。

・税金
報酬は海外から送金されるので源泉徴収分と復興税は引かれていませんでした。必要な税金は確定申告後に納付することになるようです。